チルとは、何もせずゆったりくつろぐこと、またはそのための落ち着いた雰囲気を指すスラング。英語の chill out(くつろぐ、落ち着く)が語源で、日本では2010年代後半から音楽・カフェ文化とともに広まった。
「チルする」「チルい」の使い方
- チルする=動詞的に使い、「何もしない時間を、わざわざ選び取って過ごす」こと。「今日は家でチルする」「あの店でチルしよう」
- チルい=形容詞的に使い、空間や音楽の落ち着いた雰囲気を指す。「チルい曲」「チルい内装の店」
- 対義語は「アガる」(テンションが上がる、盛り上がる)。チルはその逆で、テンションを上げずに落ち着くニュアンス。
なぜシーシャは「チルの代名詞」なのか
シーシャは1台に1〜2時間かけ、深い呼吸をゆっくり繰り返しながら楽しむ嗜好品。会話も自然とゆっくりになり、スマホより煙と間接照明を眺める時間が増える。この「時間の使い方そのもの」がチルの定義と重なるため、シーシャ店は「チルい店」の代表格として語られることが多い。
ソファ席・間接照明・低めのBGMという内装の3要素が揃っている店ほど「チルい」と評されやすい。