赤坂シーシャ|Shisha Lounge Opaque赤坂・フルタツさんインタビュー「不透明な煙」が漂うラグジュアリー空間で、味の濃い一台を
シーシャとの出会い
フルタツさんがシーシャに出会ったのはいつですか?
4年前に友達から「シーシャっていうものがあるよ」と教えてもらって、興味本位で行ってみたのが一番最初です。
そこからハマったきっかけは?
タバコを一切吸わないので、「煙がめちゃくちゃ出る」ということ自体が面白くて、「こんなに煙が出るんだな」というところからシーシャを好きになりました。
味に関しては最初は分からなかったので、とにかく煙がすごく出るのが楽しくて吸い始めた、というのが始まりです。
店名「Opaque」の由来
「Opaque」という店名の由来を教えてください。
Opaqueという意味は不透明という訳になりますが、シーシャを吸ってから吐く煙は、幻想的で常に動きが不透明であるという点から、Opaqueという名前にしたのが始まりです。
「Opaque赤坂店」のコンセプト
お店のコンセプトについて教えてください。
Opaqueは恵比寿も赤坂も、どちらも暗めの落ち着いたテイストになっていて、しかも地下にあるんです。
なので、地上の喧騒から切り離された、隠れ家のような大人の空間というか。その暗さの中で煙がふわっと漂う——そんなイメージでこのお店は作られているんだと思います。
お客さんには、どういうお店だと思われたいですか?
デートや2次会・3次会でゆったり過ごしたいときに使ってもらえるお店ですね。
あとOpaque赤坂は、音響にすごくこだわっているので、音楽とカクテルとシーシャ、そして素敵な空間。それら全部を含めて「居心地のいい空間」を作りたいと思っています。
音響へのこだわり — 時間帯で変わる店の表情
音響のこだわりについて、詳しく聞かせてください。
昼と夜と深夜の雰囲気、あとはお店の混雑状況に合わせて、その場の空気に合ったテイストの音楽を流すことを意識しています。
たとえばお昼はどんな選曲ですか?
お昼は作業や仕事で使われるお客様が多いので、盛り上がる曲というよりは、ゆったりリラックスできるような選曲です。仕事の邪魔にならない、むしろ集中できるような音楽を流しています。
夜はどんな選曲ですか?
夜はデートや落ち着いた二次会などのムードに合わせた、ゆったりした音楽です。テンポ感が速すぎない、ちょっと大人な色気のあるテイストですね。
逆に混み合っている時間帯は、少しテンポの速い音楽で、みんなでワイワイ飲めて、1対1で来ている方たちもムードよく楽しめる雰囲気を作っています。
他店との違いは「空間」と「シーシャのクオリティ」
他店のシーシャ屋さんとの違いや、こだわりはどこにありますか?
まず音響、そしてこの「空間」ですね。
空間自体が他のお店に比べてかなり凝っていて、ラグジュアリーかつ、海外のラウンジをイメージした、他の店舗さんでは再現できないようなお店の作りになっています。
そしてもうひとつがシーシャのクオリティです。
シーシャ初心者の方でも、普段からよく吸っていらっしゃる方でも、「また来たいな」と思ってもらえる美味しいシーシャを出せるお店であること。そこはいつも心がけていますね。
フルタツさんの考える「美味しいシーシャ」とは?
お客様が求めているのは、まず濃い味。そしてそれに合わさった香りとのバランス。あとは煙の量と言ってしまえば"爆煙"ですね。
味が濃くて、香りと味のバランスが良くて、煙は濃厚。それでいて「吸いやすい」。これが揃った一台だと思っています。
5つ星ホテル出身バーテンダーのカクテルも
Opaqueといえばカクテルも評判ですが、バーテンダーさんはどんな方なんですか?
メインで立っているバーテンダーは、ここで働く前は5つ星ホテルでバーテンダーをしていたり、地方のバーで店長をやっていたりした、ずっとお酒を作り続けてきた人間なんです。
なので基本的に、お客様のご要望に沿ったカクテルは何でも作れます。
フルタツさんが個人的に美味しかったカクテルは何ですか?
僕はミルク系のカクテルが好きなので、そのあたりはよく頼みますね(笑)。
美味しいお酒を飲みながら美味しいシーシャを吸いたい、という方にはぜひ体験してほしいです。
美味しいシーシャの秘密 — 職人・フルタツさんのこだわり
ここからは、シーシャ好きなら必見。フルタツさんが一台に込める技術について、かなり踏み込んで聞きました。
肝は「蒸らし」と「吸い出し」
美味しいシーシャを作るコツはどこにあるんですか?
しっかり炭でフレーバーを蒸らしてあげる作業と、蒸らしてからお客様に提供するまでの「吸い出し」という過程。この2つが正直、一番重要だと思っています。
言語化が難しい部分なんですけど、それ次第で本当に、シーシャが美味しいか美味しくないかが全て決まってしまうと僕は思っていますね。
大きくざっくり言うと、「火入れ」と「吸い出し」。この2つが肝になります。
グラム数と「ふわ盛り」の理由
フレーバーのグラム数は意識されていますか?
グラム数は、使う機材によって適正な量がある程度決まっています。
今うちで使っている80FEET(エイティフィート)のボウルだと、大体15〜16グラム入れて作るのがベストかなと。ただ規定はありつつも、フレーバーの嵩(かさ)を見ながら、17グラム、18グラム入れることもあります。
盛り方のコツはありますか?
アルミにフレーバーが当たるくらいまで、"ふわっと"盛ることですね。
なぜ「ふわっと」なんでしょうか?
空気の通り道を作ってあげないといけないんです。
ギチギチに詰めてしまうと、熱がこもって中まで入らず、上のフレーバーだけに熱が入ってしまう。そうすると短くしか吸えなかったり、焦げてしまったりするんですよ。
ふわふわに盛って空気の通り道を作ってあげることで、フレーバーの底までしっかり熱が通る。だから僕は"ふわ盛り"にしています。
吸い出しは「トータル5タッチ」
小吸い出しのコツも教えてください。
最初に吸うときと最後に吸うときで、吸う強さを変えています。
最初から勢いよく吸ってしまうと、フレーバーの上の部分ばかり熱が入ってしまうので、最初は空気をしっかり通すイメージで、ゆっくり優しく。
そこからだんだんと強さを変えながら、少しずつ火を入れていく、という段階を踏みます。
吸う回数はどれくらいですか?
僕はあまり多くしたくないんです。吸えば吸うほどフレーバーにストレスがかかってしまうので。
基本的には、吸いで火を入れるというより、ボウルの熱と上からの炭の熱、その両方でフレーバーをじんわり温めたい。蒸らしの状態で火を入れていって、吸いはあくまで「調整」というニュアンスですね。
具体的には、1回吸って1分〜1分半置いて、また1〜2回吸って、また1分〜1分半置いて……という流れで、OKだったらその時点で下ろします。
トータル5タッチくらいですね。多くても8〜10回がマックスだと思っています。
炭と機材の使い分け
炭はどう使い分けていますか?
ブロンドリーフのときはフラット3枚、もしくは3枚+くず炭1個の「3.5」で立ち上げます。ダークリーフのときは26mmのキューブ4つですね。
キューブの方が圧倒的に燃焼時間が長くて火力も出るので、熱量の必要なダークにはキューブ。機材に対して適正な炭を使う、という考え方です。
ダークリーフの吸い出しで意識することは何ですか?
ダークは火が入るまでちょっと放置するのがいいと思っていて。
炭を置いて6〜7分ほど置いてから一度ホースを吹いてあげると、炭の上から煙が出てくるんですよ。その煙の量を見て「今どれくらい火が入ったかな」と目視で確認してから、吸い出しに入ります。
台(ボトル)は何を使っているんですか?
うちはフーブ(ロシアの台)がメインで、ヒートマネジメントはコスモボウル(ストレート)です。
フーブが本当に優秀なので、ブロンドもダークもシガーも、ほぼ全部フーブで作っています。
フィボナッチも持ってはいるんですが、80FEETと合わせると味がぼやけて分かりづらくなってしまうので、ほとんど使っていないですね。
おすすめフレーバーを聞いてみた
シーシャが初めての方、シーシャ好きで来店が初めての方、常連の方にもおすすめのフレーバーも聞いてみました。
初めての一台は「ヒアリング」から
初めて来店する方には、どんなフレーバーをおすすめしていますか?
基本的には、お客様が普段吸われているものや、どんなものが吸いたいかをヒアリングさせていただいて、そこからシーシャを作ることが多いですね。
もしくは、うちのメニューにシグネチャーのおすすめミックスがあるので、そこから合うものを選んでもらう形でもご案内しています。
グランドメニューの中で、特におすすめは?
3つあります。
森林(しんりん)……ウッド×シトラス×ハーブ系のミックス。恵比寿・赤坂の両店舗で一番人気です。濃いめの味が出やすくて、一度ハマると抜け出せない、ある種の中毒性のある味と香りだと思います。
2時間だけのバカンス……トロピカルミックス。名前の通り、南国気分に浸れる一台です。
オプティック……ホワイトムスク、ライチ、洋梨などを使った、香水系のシーシャ。少し甘さがありながら、華やかなフルーツ感のある一台です。
フルタツさん個人のおすすめは?
僕は「シャルドネ」が好きですね。
グレープ×ペア×ライチ×レモンで構成してて、フルーティな仕上がりになってます。気になる方は、ぜひご注文いただけますと嬉しいです。
インタビュアーが実際に吸った感想
取材で実際に「シャルドネ」をいただきました。吸った第一印象の味は、マスカットの白ワインを飲んでいるような味でした。そこから、ぶどうの甘さを軸に、ライチやレモンのフルーティな味が広がります。
ただ、それだけではなく、味の濃さはもちろんなんですが、煙の量も多く、視覚的にも楽しめました。フルタツさんの「味の濃さ」へのこだわりをそのまま体感できたシーシャです。フルーツ系が好きな方は、ぜひシャルドネを頼んでみてほしいです。
初心者にはシンプルな構成で
シーシャが初めての方に作るときは、何を意識していますか?
甘い系が好きなのか、フルーツ系が好きなのかをお聞きした上で、シンプルな構成のシーシャを作ることが多いです。
たとえばライチ・ピーチ・グレープフルーツのような、味のイメージが湧きやすいフレーバーを2〜3種類。ノンニコチンのフレーバーを多めに使うことも意識しています。
メーカーで変わる「レモンの顔」
フレーバーはどこのメーカーが美味しい、というのはありますか?
味と人の好みによると思うので一概に言えないですが、たとえばレモンひとつとっても
ドザジ……甘めのレモン マラキ……ちょっと草っぽい、若干酸味のあるレモン ファーヘル……酸味に加えて、ピール感や渋さのあるレモン ハリージ……酸味特化のレモン
など、メーカーごとに特徴が違うんです。なので、どれが正解というより、その人の味覚の好みなんですよね。
うちはドザジ、ファーヘル、リラ、アフザルあたりを多めに置いています。
フルタツさんはどのレモンが好きですか?
僕は甘さのあるレモンが好きなので、ドザジですね。
レモンは自分でもよく吸うので、レモン系のミックスは得意だと思います。ミントやアップルも同じく、自分がよく吸う分、得意ですね。
ダーク好きには「マストハブ」を
ダークリーフでおすすめはありますか?
個人的なマストハブ推しが2つあります。
ピンクマン……ラズベリー、グレープフルーツ、ストロベリー系のミックスフレーバー。しっかり甘さがありつつ、ほんの少しケミカルな要素も感じられる、絶妙な一台です。
キウイスムージー……ケミカルなキウイ。サイバーキウイに近い感じなんですが、僕はマストハブのケミカル感の方が好きですね。
そういうフレーバーは何と混ぜるんですか?
単品ではあまり吸わないですね。
キウイ×グレープフルーツとか、キウイ×グアバとか、全部で4種類くらい混ぜて作ることが多いです。
ちなみに、フルタツさんが自分で吸うときは?
実は、レモンミントか、ミント単品か、ダブルアップルか、ダークリーフかシガーしか吸わないんです(笑)。
赤坂店と恵比寿店、どう違う?
Opaqueは恵比寿にも店舗がありますが、赤坂店との違いは何ですか?
まず、そもそものボトル(台)の大きさが違います。
赤坂はフーブのしっかりした大きさの台なんですが、恵比寿は基本的にもう少し小ぶりの台なんです。なので恵比寿は吸い心地が軽くて、「吸ってる感」よりも、本当に味と煙を楽しむスタイル。
照明も暗めなので、デート向きの雰囲気がすごくありますね。初心者の方や、ライトに楽しみたい女性の方には、恵比寿の方が合うかもしれません。
▼恵比寿シーシャ|Shisha Lounge Opaque恵比寿店・ヨコイさんインタビューについてはこちら
https://naur-shisha.com/articles/shisha-opaque-ebisu
赤坂店はどんな使い方がおすすめですか?
赤坂はカジュアルに何でも使えるお店です。
お昼の時間帯は照明も明るめで、テーブルも作業しやすい環境になっているので、仕事場所としてすごく使いやすいと思います。会議や接待の場としても使えますね。
逆に夜から深夜になってくると、バーテンダーのカクテルとともに、飲みの場・デート・2次会と、いい雰囲気で楽しんでもらえる。
昼と夜で表情が変わるのが赤坂店です。
番外編:家シーシャを始めたい人へ
おうちシーシャにおすすめの台はありますか?
完全に個人の好みだと思うんですけど、僕は「ナルギレム」がすごく好きですね。
素焼きやクラシック系のフレーバーとの相性が良くて、吸い心地も含めて優秀です。目黒にある系列店「Q」で購入できるので、家シーシャを始めたい方はぜひ。
初めて家でシーシャを作るときは、何から始めればいいですか?
本当に、自分の作りたいシーシャを最初に作るのが一番いいと思います。
単品でもいいし、2〜3種類混ぜてもいい。自分の好きなフレーバーを買ってきて吸うのが、一番いい家シーシャの始め方じゃないかなと。
逆に、これだけは失敗しないで、というポイントは?
機材ですね。
変に安い機材を買うよりは、最初にちゃんとしたいい機材を買っておいた方が、家シーシャとしては失敗しにくいと思います。
最後に、読者へのメッセージ
最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
Opaque赤坂店の強みは、シーシャ、カクテル、そして音響を含めた雰囲気。
この3つだと思っています。
いつもと違う雰囲気で美味しいシーシャが吸いたい方。 シーシャ屋ではなかなか出てこないクオリティのカクテルを、シーシャと一緒に楽しみたい方。 そして、ラグジュアリーでちょっと高級感のあるお店でシーシャを吸う体験をしてみたい方、大切な人との時間を楽しみたい方。
そんな方たちに、ぜひこのお店に来てほしいなと思います。
店舗情報
店名:Shisha Lounge Opaque 赤坂
住所:東京都港区赤坂3丁目10-17 マーカスビル B2F
アクセス:赤坂見附駅から徒歩約2分 営業時間:日曜〜木曜:13:00〜26:00、金曜・土曜:13:00〜28:00
電話番号:03-6435-5257



